相続対策の基本(考え方)
バブル花盛りの頃からか、世の「ふぁいなんしゃる・ぷらんなー」と称する職業の方々が、「相続対策」という言葉を編み出しました。
彼らが作るほとんど全てのプランの主眼は、「いかに相続財産を圧縮して、相続税額を安くするか」「そのためには、どういった名目で借入金を増やしていくか」ということに向けられていました。
バブルが弾けた今となっては、そうそうこの手の話を耳にする事はありませんが、それでもたまに相談が舞い込みます。時間を作ってお話を聞くと、まだまだ「ふぁいなんしゃる・ぷらんなー」という職業の方が「財産の圧縮」を提案してくださるそうです。
はたして、
相続対策=財産の圧縮の公式は正解なのでしょうか?私は、
相続対策=「争族対策」であるべきだと考えています。
その上で、「争族」を防止するために、「納税資金(=Cash)の準備」が最優先だと考えています。
そのための最良の方法は「生命保険の活用」でしょう。
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- at 1999年04月26日